ズンドコ手記

趣味に関するお気持ち表明をネットの海にドンブラコと放流しています

2021年ベストムービー10

こんにちは!完全に遅刻してますが、2021年公開映画の中からベストムービーを10本選出したので発表していきます。

 

シドニアの騎士 あいつむぐほし

アマプラでTVシリーズ及び劇場作品が一挙配信された流れで鑑賞。超高クオリティのTVシリーズの勢いそのまま、ラストまで駆け抜けた3Dアニメの大傑作だと思います。

原作も好きなのですが、やっぱり継衛やつむぎがガンガンに動く画は観ていて楽しいし、大量の寄居子が迫ってくるシーンの迫力は凄い。

作中最大の激熱展開である、1期OP「シドニア」をバックに谷風長道と岐神海苔夫がダブル出撃するシーンは本当に心が震えた。angelaは偉大。EDのCAPSULE「ひかりのディスコ」も良かった。

科戸瀬イザナさん、好きです。

 

⑨エターナルズ

見ターナルズ。今までのMCUと比べて設定のスケールがめちゃくちゃデカいし、新登場のキャラもたくさん出てきて、1本の映画に収まり切るんか!?と思っていましたが、意外にもシンプルで分かりやすいストーリーラインで見やすかったですね。

本作は何といっても、メンバーそれぞれの特殊能力を一番カッコよく魅せる演出が冴え渡っていて、何度もガッツポーズしてしまった。イカルスのビーム、マッカリちゃんのオラオララッシュ、ほぼグリーンランタンみたいになってたファストスのガジェット連打、そしてギルガメッシュ a.k.a マブリーのエターナル張り手!!!!!

中でもアンジー演じるセナの起用法には感動しました。アンジーほどの超ビッグネームともなれば、単独主演か絶対的ヴィランとしてもっと大きく取り扱われてもおかしくないはず。しかし、本作ではかつて最強だった壊れかけの戦士という役どころで、中心軸とは少し離れたポジションにいながらも、格の高さはキッチリ守られたまま、ここぞという時に爆発的な大暴れするという演出アイディアは素晴らしい!

今後他のMCU作品と絡んでどう変わっていくのかが本当に楽しみ。

 

⑧キャッシュトラック

今年はステイサム主演作品が全国公開された!めでたい!!

舐めてた相手が実は殺人マシンだった!しかもステイサム!というドラにドラが乗った前情報から、死体の山が築かれることは火を見るよりも明らかでしたが、こちらの予想を上回るステイサムの横綱相撲っぷりで笑いが止まらなかったです。

ガイ・リッチーとの黄金コンビも復活し、テンポ良く差し込まれる底意地の悪いブリティッシュ・ジョークの応酬も面白かったですね。次回作もステイサムとのコンビ継続ということでめちゃ楽しみ。

そして本作に出演していたスコット・イーストウッドが新境地を開拓していたのも良かったポイントで、顔立ちは良いものの何となくヘラヘラしている感じが、過去作を観ててもメインどころの真面目な役に上手くハマってないな~という印象でした。しかし、今回はその抜けている感じが一転して底知れぬ不敵さを強調するものになってたのは、新鮮で良かった。

 

⑦シャン・チー/テン・リングスの伝説

MCUフェーズ4一発目の作品に相応しい新鮮でハッピーな映画でしたね。

香港映画あるあるが詰まった前半と、武侠ファンタジーリスペクトに溢れた後半でそれぞれ良さがあり、全国公開レベルの作品でこんなにアジア・アクションにフィーチャーした映画を作ってしまうマーベルには敵わねぇ~と改めて思いました。

新たに登場したテン・リングスを駆使したアクションが見応えあって楽しい!!冒頭で三國無双ばりの単騎特攻をしかけたトニー・レオンが繰り出す技の1つ1つが見たことないヤツ~~~!!スゲェ!!と興奮してしまった。高威力の一撃必殺から、遠距離攻撃、果てには衝撃で空飛べたり、足場にしたりと使い勝手の良さに、今後も末永く活躍するんだろうなとワクワクしてます。

個人的には、メンガー・チャン演じる妹のシャーリンがかなりツボでした。縄鏢とかいう超クールな武器でのファイトスタイルが超最高!!続編での大暴れに期待!

 

孤狼の血 LEVEL2

邦画史上最高の悪役に鈴木亮平が名乗りを上げた記念碑的作品。

前作で役所広司の意思を受け継ぎ、完全に”覚悟完了”した松坂桃李と、更にその覚悟を上回る勢いでぶつかってくる鈴木亮平との激突はオールタイムベスト級の仕上がりになっており、劇場で立ち上がりかける程の衝撃!!

メイン2人以外の登場人物も総じて覚悟が決まっており、やるといったらやる!日和ってグダグダしない突き抜けっぷりは気持ちよく、結果たくさんの人が死ぬ!

アクションシーンもホントに凄かったんですよ。よくありがちな、細かすぎるカット割りやクサいBGMが流れるスローモーションみたいな、そういった誤魔化しが一切ないガチンコファイトスタイル!乱闘シーンでのもみくちゃ具合は、かつての仁義なき戦いイズムが感じ取れて良かったですね。

今回こそ日本アカデミー賞の最優秀作品賞を獲って、もっとたくさんの人にヤバすぎる鈴木亮平にドン引きしてもらいたい。

 

⑤ただ悪より救いたまえ

ドン引きするくらいの暴力でお馴染み韓国映画の新たな傑作!!

ファン・ジョンミンの人間味を感じさせる抜群の演技が炸裂する一方、ほぼT-1000ばりの執拗さで迫るイ・ジョンジェサイコキラー演技もまた煌めきを放っており、全編通して見どころしかない映画でした。

そんな2大俳優が出会うや否、どちらかが死ぬまで続く壮絶な殺し合いはもう圧巻の一言!ナイフ、鉈、刺身包丁とあらゆる刃物でド付き合いしたと思えば、路上で警察をも巻き込みながらの大銃撃戦!その過程で周りの一般市民が大量に巻き込まれる辺りも、人命が軽視されており最高でした。今までの韓国映画と比べて、アクションシーンの動きが洗練されてスタイリッシュさが加わっており、結果ハイテンポで人が死んでいくのには笑っちゃいました。ガンアクションもザ・レイドジョン・ウィックのいいとこ取りのような素晴らしいシーンが出来上がっており、是非ともアクション好きには観て欲しいです。

中盤でトゥクトゥクに乗りながら銃を乱射して突っ込んでくるイ・ジョンジェはオールタイムベスト登場受賞です。この一文にピンと来た人は早く映画館に向かって下さい!!もちろんトゥクトゥクで!

 

ノマドランド

今まで何本も劇場で映画を観てきて初めてに近い体験というか、上映が始まってからしばらくして気が付くと、劇場内の空気と時間がスクリーンに映るアメリカの荒野と繋がったような感覚になったんですよね。穏やかではあるんですが、どこか寂しいような感じで、それだけ没入感が尋常ではなかった映画でした。

クロエ・ジャオ監督の代名詞にもなりつつあるマジック・アワー演出が繰り返し登場するのはもちろん映像的に綺麗で良かったのと、人間社会の境界線で生活するノマドの人々を描くという作品のテーマともマッチしてて流石だな~となりました。

フランシス・マクドーマンドの芯の強い演技も圧倒的でしたね。生活が安定しないという不安の中で、逆に縛られるものが無く自由なのでは?という希望を同時に体現していたことが素人目にも伝わってきたということは、とんでもなく凄い俳優だと思います。

 

③レイジング・ファイア

御年58歳にして自身の最高到達点を更新し続けるドニーさんがまた最高傑作を生みだしてしまった・・・

アクション映画の全てが詰まっていると言っても過言ではないくらい見せ場に次ぐ見せ場の連続で、観終わった後は心の底から晴れやかな気分になりました。

ドニーさんの身体能力を限界まで駆使した、人間業とは思えない動きは相変わらずのキレ。過去作から続くカンフーと総合格闘技の融合に本作でも挑戦しており、今まで見たことないような凄い足技がたくさん観れて良かったです。対するニコラス・ツェーもビビるくらい高速のナイフ捌きで死体の山を量産するなどダレ場が一切なかった。

クライマックスである尖沙咀での銃撃戦~教会でのラストバトルの流れは本当に完璧。スパッと終わるラストカットも超良かったですね。

 

モータルコンバット

はっきり言って全体としてはB級映画と言われても仕方ない部分が多いですが、それでも2021年で最も最大瞬間風速が強かった映画はモータルコンバットでした。

冒頭で故郷を凍らされた真田広之が、忍者軍団を相手取った大立ち回りの時点で完全に元が取れたと思わされる満足感。そこに因縁の相手として登場するのが、あのジョー・タスリムなんですよ!まさかこの2人が共演することがあるんだ・・・となったと同時に、”ヤバい動きが出来る奴はマジで凄い”という認識が世界共通であることに嬉しくなりました。

格闘ゲーム原作ということで大筋となるストーリーは存在しておらず、それ故脚本もやや迷子になりがちではあったものの、いざ戦うぞ!となってからのギアの入り方は凄い!この映画を観に来る人と製作陣の思惑が完全に合致しており、とにかくド派手なフェイタリティをブチかますぞ!!という気概に溢れてましたね。

終盤になって再び訪れる真田広之演じるスコーピオンとジョー・タスリムのサブ・ゼロ戦は、ありがとうの気持ちでいっぱいになってしまいました。カッコよさが極まった”Get over here!”と共に登場するスコーピオン、これまで雑魚相手には氷のしぶきを飛ばして遊んでただけのサブ・ゼロが満を持して抜く氷剣・・・何もかもが満たされたベストバウト中のベストバウト。本当にありがとう・・・

シャン・チーでも登場したように2021年は縄鏢の当たり年。

 

①ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

サブタイトルのしょうもなさはさておき、スースクシリーズに求めていたものが全部ありましたね!素晴らしい連続人体破壊、キャラ立ちしまくったアクション、超印象的なヴィラン、明るい画面、しっかりした脚本、逆に前作が薄味過ぎた反動か本作はあらゆる要素が超濃厚!本当に好きな映画です。

悪役達の物語ということで、真っ当な映画と比べて善悪の価値観が完全に狂っており、それを存分に活かした不謹慎のオンパレードでめちゃくちゃ笑った。それぞれの登場人物の中にも正義となる信念は存在するものの、皆どこか一般のそれとは食い違っており、ズレによって生まれた突拍子もない行動や発言は、流石ジェームズ・ガンはインターネットでド叱られただけあるな~と感心しました。もちろん当の投稿内容は普通によろしくないですが。

登場人物も皆楽しい奴らばかりで本当にハッピーな時間でしたね。特に全身ワクワクガジェット人間のブラッドスポートは今後何度でも観たい名キャラクター、演じるイドリス・エルバの演技も本当に素晴らしかった。他にも1人1人最高だったポイントを挙げていくとキリがないのでこの辺で。

 

☆特別賞☆

〇シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇

自分の中であまりにもデカすぎてランキングには入れられませんでした・・・・・・・・・

詳しくはこちら↓

zunzunzunova.hatenablog.com

 

 

相変わらずコロナで映画業界は厳しい感じになってますが、それでも気合で映画を作りるづけてくれる人たちには感謝しかないです。

2022年はすでに「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を観てしまい、もう上がり感は出ていますが、また良い映画と出会えると良いですね。

 

終わり

【ネタバレ】シン・エヴァンゲリオン劇場版:||についての怪文書

シン・エヴァンゲリオン劇場版を観てきました。

 

前作Qをリアルタイムで観てから約9年…ついに公開された…!!という事実を受け入れるだけでもいっぱいいっぱいなところはあるので、細かいところまでは全然咀嚼しきれていないですが、取り急ぎ初見感想です。

 

 

!!!!!!!!以下、重大なネタバレがあります!!!!!!!!

 

 

 

観終わった直後の率直な感想として、これまでのエヴァンゲリオンという概念・現象に対して、作中で言うところの「落とし前」をつけた、と思います。

 

もちろんエヴァという物語が一つの結末に辿り着いた、という意味もありますが、世の中にある抽象的なイメージとしてのエヴァに一区切りつけることを目的とした映画だったという印象です。

 

作中でシンジ君たちがどのような結末を迎えたかは、実際に観てもらった通りなんですが、この物語を映画でやるにあたって一番意義があったなと思ったのは、碇ゲンドウに決着がついたことです。

ゲンドウは旧劇の世界から一貫して、人類補完計画を完遂することで碇ユイとの(精神的な)再開を果たすことを目的に行動してきた人物です。しかし、その目的は全人類を巻き込むことになるものであり、旧劇ではゼーレに、新劇ではヴィレに阻止されようとしています。

旧劇において、ゲンドウは人類補完計画を無事完遂、ユイとの再会を果たしますが、現実世界では初号機に上半身を齧られて退場します。新劇においてもゲンドウの信念は揺らぐどころか、より執念めいたものとなり、冬月と2人きりになり、更には顔面に謎空間が発生しようとも、計画進行の為にはあらゆる手段と取ってきました。

 

以上のようにエヴァの中で絶対的な存在であったゲンドウが、ついに自己を省み、自分自身と、そしてシンジと向き合った…!という一点でも、エヴァを追ってきて良かったな…となっています。

作中でもゲンドウが語ったように、彼はシンジを拒絶するしかなかったのです。シンジを受け入れることは、ユイの死んだ世界=現実を受け入れることであり、ユイとの再会を目的とする人類補完計画を阻む存在であるからです。もう後には引けない状況になっていたのもあると思いますが、結果として現実から目を背け続け、世界を巻き込む凶行へと突き進みました。

そもそもゲンドウは他人との関わりを避けて暮らしてきました、しかし大学でユイと出会い、そして失ったことでユイの存在する世界という閉塞した世界を望むことになってしまいました。このゲンドウが抱える問題は、旧劇でシンジがかつて望んだ世界と同じ構造をしているように思います。旧劇において、シンジはゲンドウを苦手としつつも、エヴァに乗ることで彼から認められることを求め続けていたが、同時に再び父に見放されることを極端に恐れて過ごすことになってしまい、そして色々あった結果(カヲル君登退場とか)、何も起こらない、人との関わりを持たない閉塞的な世界を望んだのです。

 新劇でもQで人間関係が滅茶苦茶になってしまったシンジは、シンエヴァ前半でほぼ廃人となっていますが、トウジやケンスケ達と暮らすことで、自分の行いが招いた現実を受け入れることに成功した、と自分は解釈していますが、黒波が山村留学している映像に面食らい過ぎてあんまり内容を覚えていないので、なぜシンジが立ち直れたかについては、なんか気づいたら治ってたような気もします。

ともかく、今まで子供だからと相手にしてこなかったシンジが、現実を受け入れ少し成長した状態でゲンドウの前に現れ、長い親子喧嘩(実相寺アングル!)の果てにゲンドウはシンジが大人になったことに気づくわけです。そして遂にシンジ=現実を受け入れる、更にはシンジの中にこそゲンドウが長年追い求めてきたユイを見出すことで、エヴァが数十年に渡って抱えてきた、根源的な問題の解消に至ったのです。自身がシンジを拒絶していることが最大の問題であることは、実は旧劇でも示唆されていて、前述のゲンドウが死ぬ直前、ユイと再会を果たしたあとはシンジを拒絶してきたことを謝りながら初号機に食べられています。なんにせよ、過去作から大量の未解決事項を引き継いでのシンエヴァで、ゲンドウ自身の問題が解決されるとは思ってもいなかったので、本当に感無量です…お話が上手すぎる

 

 

冒頭で述べたように、もう1つシンエヴァではエヴァそのものへの落とし前もつけたと感じています。

作中でゲンドウ問題が解決するや否、いきなりカヲル君が登場し、各種考察サイトで散々話されてきたエヴァ世界ループしている説について話し始めます。詳細は省きますが、シンジはエヴァの無い世界に行くことを決意します。

世界を移行する過程で、この世界に取り残された人をシンジが送り出す作業をやるんですが、その中で注目すべきはオリジナルの綾波レイです。彼女は2009年公開の破で初号機に取り込まれてから約12年ぶりの登場になりますが、まさにその時間経過を表したかのように髪が超長くなってます。更には謎のデカい人形を抱えていたりと、庵野監督が彼女に込めたモチーフは、明らかに「子供」であることが分かります。

まごころを、君に」でもエヴァと観客の関係性についての描写をした庵野監督が改めて、エヴァに囚われ続けている子供=観客に現実に向き合うことを促し、エヴァの無い世界へと導こうとしていたと思います。思い返せば、作中でも冒頭から繰り返し、現実に生きる大人/子供の対比を繰り返しています。第三村で子供のように質問を繰り返す黒波は、仕事を通じて大人になろうとしていましたし、シンジもトウジとケンスケが大人として自立する様を見て現実を受け入れます。

では、現実を見ること=大人であり、何十年に渡ってエヴァを追い続けた人々に向かって現実を見ろ!!と突き放した終わり方だったのかといえば、そうではないと思います。エヴァは終わるけど、現実での生活はこれからも続いていくし、頑張っていきましょう的な、前向きなメッセージを込めた締めくくり方であったと思っています。

 

 

観終わってそのまま誰の感想とかも見ずに書きなぐった結果、相当な怪文書が誕生してしまったわけですが、まだまだ飲み込み切れていないことは多くあり、これから何度も観返しては気づくことがたくさんあると思います。

とにかく今は、長年熱中してきた1つの物語が完結したことが何よりも喜ばしいです。

観てる間は常軌を逸した展開に次ぐ展開に圧倒されていただけでしたが、こうして記事を書いている間にジワジワと良かったな……という思いが募ってきました。

私もエヴァの無い世界をどうにかこうにか生きていこうと思います。

 

 

最後に、アスカ×ケンスケルート、何!!?!?!?!??!?!?!

2020年ベストムービー10

こんにちは。

今年はファッキンコロナのせいで新作公開が減ったことと、おもしろゲームが大量に発売、そして最高の配信番組が爆発的に急増した影響で、過去最低鑑賞数となってしまいましたが、何とか2020年ベストムービーを10本選出したのでチェックしていきましょう!

 

⑩ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

SWEP8で世界中からガックリされたライアン・ジョンソン監督が名誉挽回するかの如く放った快作!超豪華な出演陣の抜群な演技とオールドファッションなクローズドミステリーの食い合わせが良かったです。一族の遺産を巡って争う醜い人間関係と、さらにその場を荒らしに荒らすクリス・エヴァンスのヒールターンを観ていてニヤニヤが止まりませんでした。年始に公開されたこともあり、すでに各種配信サイトでも観られるっぽいので是非!Eat shit!!

 

⑨悪魔はいつもそこに

Netflix作品。最悪な閉鎖空間で起こる陰湿な人間模様つながりでこちらもランクイン!1960年代のアメリカに漂う閉塞感と因習的な宗教感が人間を狂わせ、どこを見ても暴力とクズ人間ばかり!そんな環境でトム・ホランドが何とか正義を貫こうと藻掻くわけですが、笑っちゃうくらいの受難ぶりに彼の新たな一面を見ました。彼を追い詰める大人役としてロバート・パティンソンセバスチャン・スタンジェイソン・クラークが魅せた怪演も素晴らしく最悪でした。特にロバート・パティンソンカス神父は2020年を代表するヴィランだと思います。

 

⑧フォードvsフェラーリ

野郎2人映画の金字塔がまたここに…!油と汗でギラッギラになったクリスチャン・ベールと、一方でクールなマット・デイモンの対比が本当に良かったですね。無茶に挑戦するクリスチャン・ベールの眼がキラキラ光ってたのも印象的でした。セリフで多くを語らず、細かな表情と音響だけで物語を紡いでいくのは凄い。ジョン・バーンサルが出演していたのも個人的に嬉しいポイント!

 

⑦囚われた国家

TL激推しムービーと云うことでめちゃ期待して観ましたが、それを上回る良さでひっくり返りました。地球外生命体に制圧された地球でレジスタンスが反撃の狼煙を上げる!全体のトーンとしては静かで、粛々と話が進んでいく中、それぞれが心に火を灯し続けているのが良かったですね。終わり方は本当に最高でした。

”Light A Match, Ignite A War”

 

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒

キャスティングとビジュアルだけは一等賞だった前作スーサイド・スクワットから4年…ついに俺たちの求めてたDC映画が来た!!紙吹雪の舞う景気の良い警察署襲撃やビックリハウス大乱闘などハーレイ・クインらしさ全開の見せ場がガッチリハマって本当に楽しい時間でした。公開時期がコロナ拡大と被ってしまい、早々と上映終了する映画館が多い中、しぶとく上映してくれてた埼玉の片田舎まで一時間半ほどかけて遠征したのも良い思い出です。

 

⑤1917 命をかけた伝令

 丁寧な職人技でジワジワと地獄に至る様を描いた戦争映画のマスターピース。豪華共演人がワンポイントで最高の仕事をしていく中、ひたすら走り続けた主演のジョージ・マッケイも最後までブレない芯の強さを見せてて良かったですね。疑似ワンカットで続く映像の中で、シームレスに背景の色彩がどんどん変わっていくのも観ててビックリしたポイント。これはもう偉業ですよ!

 

④タイラー・レイク -命の奪還-

 安定して人が死んだり殴られたりする映画を製作してくれるという点において私が信頼しているNetflixが、その本領を過去最高に発揮した本作。雷神クリス・ヘムズワースの素晴らしい肉体から放たれる高速CQCにより、瞬く間に人間がシバき倒されていく!また中盤、好敵手のサジュとの一騎打ちを白昼堂々やったのは超偉いです。Netflix作品の良いところとしてもう一つ、本家がbehind the scenes映像をyoutubeにアップしてくれているので、サム・ハーグレイブ監督が車のボンネットを飛び移ってカメラを回す狂気の映像が今すぐ見れます!

 

③パラサイト 半地下の家族

韓国映画特有の倫理観の欠如が素晴らしい形で現れ、アカデミー作品賞受賞!! テンポの良く導入を済ませた後の、寄生虫は『2体』いたッ!から物語のギアが上がり、ソン・ガンホも観客の我々も胃をキリキリ痛め続ける展開に。溜めに溜めた上での最後の大爆発のカタルシスたるや。リスペクトおじの脇腹に刺さったBBQ串についてた肉に犬が食いついているシーンが本当に好きで、韓国映画の遠慮の無さが一番出ていたと思います。リスペクト!

 

ジョジョ・ラビット

 ちゃんと分かってやってる不謹慎が大好きな自分にとってコンセプトの時点で最高だし、内容も言わずもがな人生のオールタイムベスト!戦争という狂気に巻き込まれた少年と、彼を陰ながら見守る大人たちの優しさに胸を打たれるような映画でしたね。スカヨハの靴だけを映す演出を観て、タイカ・ワイティティはマジで映画が上手いな!と感激しました。マイティ・ソー3で魅せたド派手なラストバトルも健在で、全てが最高でした!!

 

①TENET テネット

 「デカい映画、デカいスクリーン、最高。」の一言に尽きる。コロナで映画文化がもうもうダメだという状況下で、TENETが公開されるぞ!!!というニュースがどれだけ心の支えになったか、まさに世界を救ったとも言える作品。映画自体も、新進気鋭のジョン・デヴィッド・ワシントンとロバート・パティンソンという奇跡のコンビを世にお届けしてくれただけで感謝。野郎2人の奇妙な友情が迎える結末と始まりが同時に起こるなんてアイディア、どうやったら思いつくんだ!?作品のテーマでもある逆行の演出、ノーラン印のリアルジャンボ爆破等々…とにかくこれまで観たこと無いようなド迫力の映像を観た!ということに映画の根本的な喜びを見出しました。今年ブッチ切りでベスト1です、本当にありがとう…

 

 

ここからはランクインはしなかったものの面白かったことは間違いないピックアップコーナーです。

〇劇場版 SHIROBAKO

TVシリーズの大団円から一転し、またどん底からの再起。無茶に挑むみゃーもりの元に集うかつての仲間たち!水島努監督が色んな作品で描いてきた「でもやるしかないんだ!」精神が存分に溢れた名作でした。挿入歌の「アニメーションをつくりましょう」が流れるシーンで泣いてしまった。やるしかないんですよ!

 

〇サーホー

インドの絶対神プラバースがプラバースであるからこそ成立した超大作。こちらの予想を180度裏切ったタイトルコールで度肝を抜かれ、数々のハリウッド作品に目配せした見せ場を次々に打ち出すというドカ盛エンタメに圧倒されました。遠く離れたインドにもワイルド・スピード MEGA MAX」はヤベェ!ということが伝わっていて本当に嬉しいぜ。

 

ランボー ラスト・ブラッド

ランボー衝撃の5作目!!メキシコ人親子の家に居候するランボーが、日ごろのDIYの成果である地下迷路に、娘が友達を呼んでパーティーするというヤバいシーンから一転し、復讐の鬼と化したランボーがメキシコマフィアを殺人ピタゴラスイッチで次々と抹殺!ダメ押しの自宅爆破から分かるように、本作が最後と決めたスタローンのあふれんばかりのサービス精神が詰まった映画でした。ありがとうスタローン!!!

 

〇イップ・マン 完結

ドニー・イェンvsスコット・アドキンスという夢のカードが最高の形で実現したことに感謝しかない…全く衰えの無いドニーさんの動きの呼応するが如く、出てくる格闘家全員のキレキレっぷりが良かったですね。後は、ブルース・リーの路地裏ファイトの時に、超思わせぶりにヌンチャクを腰に差して登場する敵に爆笑しました。そして完璧な形で期待に応えるブルース・リー!!!これだけで元が取れました。

 

Netflix部門

〇オールド・ガード

不死身の軍団オールド・ガードと彼らを追う暗黒製薬会社!銃と斧を同時に使う新しい戦闘スタイルは一見の価値あり。シャーリーズ・セロンのアクションは更に進化を遂げており、彼女の長いリーチから繰り出される柔道技は迫力が凄い。オススメです。

 

〇プロジェクト・パワー

服用すると5分間だけ超能力を得られる薬を巡った、警察と暗黒製薬会社の仁義なき戦い!敵味方問わず、ここぞという戦闘で超能力を使ってくるのがマジでかっこよかったですね。しかもその超能力は個人それぞれで違うので、色んな戦闘スタイルが観れて最高!

 

〇ローグ・シティ

フランス製作のクライム・アクション。こちらも景気よく人が撃ち殺されるので大変良かったです。個人的に嬉しかったポイントは、「アルティメット」シリーズでお馴染みパルクールの神様”ダヴィッド・ベルが久しぶりに映画で観れたことですね。俺たちのジャン・レノも登場し、かなり見応えある内容となっています。ゴッドファーザーリスペクトのラストも良いですね。

 

〇#生きている

近年、ゾンビの名産地に名乗りを上げた韓国からまたもやゾンビ映画の傑作が!新幹線からマンションに舞台を変え、生き残りをかけて奮起する1人のボンクラ坊主がいた!まさに今の世相を表したかのような、ハードスタイル・ステイホームからここまで話が展開出来るのか!?と予想もつかない脚本も非常に良かったです。

 

今年は劇場公開作品が激減したこともあり、何とか新作を観ようとNetflix作品を漁ったわけですが、どれもこれも超面白い!ということはなく、代わりにクオリティが安定しているな~という発見がありました。普段だったら単館上映だったり、TSUTAYAでのレンタル開始待ちになるような、渋いアクション映画を定期的に供給してくれるのは本当にありがたい気持ちでいっぱいですが、その中から年間ベストはあんまり出てこない気がするといったのも正直な感想です。とは言え、アニメやドラマでは毎打席ホームランを打つような大躍進っぷりですし、これからも末永くお世話になろうと思います。

 

 

続いては、新作公開延期の穴を埋めるべく、通常では考えられないような名作の数々が再上映されるという異常事態が発生したことに感謝を述べるコーナーです。

大脱走

約3時間という長丁場にも関わらず、ダレ場が一切なく、ずっと面白いという驚異の映画でした。バイクで駆けるスティーブ・マックイーンは時代を超えるカッコよさでした。とんでもない映画だ。

 

ゼイリブ

伝説の眼鏡かけろ論争を大スクリーンで拝めたことに感謝。いくら何でも話がこじれ過ぎだろ!アクションシーンもマジで容赦が無く、あまりにも火力の強いガサ入れで爆笑しました。間抜けすぎるラストカットも最高。最近はき〇た歯科のデカ看板を見るたびに「あっ!OBEYだ!」と思うようになりました。

 

T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版

オールタイムベスト!!去年見てたら確実に年間ベストに入った大傑作!!!ソ連軍の捕虜で結成される愚連隊の絆や、ドイツ軍のライバル、イェーガー大佐との奇妙な友情など、ツボな要素がてんこ盛り!圧倒的クオリティで描かれる戦車アクションも最高そのものであり、何から何まで満足度の高い映画でした。ラストの握手は痺れるくらい良かったです。

 

地獄の黙示録 ファイナル・カット

ワルキューレの騎行が爆音で流れるシーンで感動しすぎて泣きそうになりました。キルゴア大佐の狂人っぷりも超好きです。なお、その後泥沼化するベトナム戦争と同様、混迷する脚本により映画自体がトランス状態に入るという驚異の映画体験をしました。カーツ大佐の元に着いてからの展開は神話そのものですね。

 

トップをねらえ!

OVA版の一挙再上映なので正確には映画ではないですが、あまりの面白さに脳みそをぶん殴られました。マジで世界一面白いアニメ!!!!前半のコミカルな熱血スポ根モノから一転し、ウラシマ効果をテーマに展開する超ド級スケールの物語に完全にやられました。無情にも過ぎる時間の残酷さと、時間を超えた少女たちの絆、そしてデカいロボ!!物語としての完成度が高すぎる。1話ごとに素晴らしいクライマックスがあるのも良かったです。6話ラストシーンのことは思い出すたびに泣いています。ユングフロイトさん、好きです。

 

〇REDLINE

アニメーション、脚本、音楽、声優、設定の何から何までもが100億兆点を叩き出した、この世の宝物のような映画でした。レースシーンにおける加速を表現するアニメーション演出が本当に良かったです。素晴らしい劇中音楽とぶっ飛んだ映像の組み合わせにより、異次元の映画体験を味わうことが出来ました。約100分という上演時間で、スパッと始まってバシッと終わるテンポの良さも最高。どうにか鑑賞ハードルが下がって、皆が気軽に観れるようになって欲しいですね…

 

 

 

以上、2020年ベスト10+αでした。来年は1月からドニーさん新作に、新感染続編、そして実写版モンスターハンターと期待作が目白押しなので、本当に楽しみです。

やっていくぞ!!

 

 

終わり

HiGH&LOW✖実況パワフルプロ野球2018~鬼邪高校編①~

(ドッドッパ ドッドドッパ・・・)

かつて、ムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。その圧倒的な勢力により、かえってその一帯は統率がとれていた。

・・・おかげで平和な日々が続き、ムゲンのメンバーも皆良い大人になり、各々仕事を見つけたり家庭を持ったりで、ムゲンは円満に解散。近所に暮らしていた雨宮兄弟も何故か姿を消した。

そして、その地区に5つの組織が頭角を現した。 山王街二代目喧嘩屋「山王連合会」 誘惑の白き悪魔「White Rascals」 漆黒の凶悪高校「鬼邪高校」 無慈悲なる街の亡霊「RUDE BOYS」 復讐の壊し屋一家「達磨一家」。 各チームの頭文字をとってその地区はSWORD地区と呼ばれた。

このうちの一つ、「鬼邪高校野球部」にSWORDのテッペンを狙う男、村山良樹が入部したところから物語は動き出す・・・

 

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こんにちは。この記事はPS4ソフト「実況パワフルプロ野球2018」*1内のモード「栄冠ナイン」*2HiGH&LOWの登場人物をオリジナルキャラとして登場させ、甲子園制覇を目指す様子をお送りするものです。

要はHiGH&LOW THE WORST野球回です。

俺たちは皆野球回が好き。皆さんの好きな野球回は何ですか?私はスペースコブラのラグボール回です。まだ6月だ!遊ぼうぜ!(パアン!)

 

 !!!注意!!!

筆者にリアル野球知識はほぼありません。 また、パワプロシリーズに関しても初心者です。野球に関する知識は全てサンキューユッキシリーズ*3で学びました。

 サンキューユッキ!

 

 というわけで開始!

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まず、設定を決めます。

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年代は2016年。ザムが公開された記念すべき年。

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地区は仮想SWORD地区こと神奈川県を選択。参加校が多いとそれだけ甲子園出場の難易度が高いが、試合数が多くなるため、経験値を稼ぎやすくなるらしい。

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ユニフォームはこんな感じで。

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設定終了!なお、校歌は既存のパターン内からしか選べませんでした。ジャパランを丸々入力するつもりだったのに・・・

 

【4月】

新入部員が6人来たので、さっそくキャラ編集していきます。

村山さん

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大正義エース村山さん。高速スライダーが持ち味で、ピンチに強い。特殊能力に「調子極端」があるのも、ドラマ版村山さんを彷彿とさせるので解釈一致ポイントが高い!顔も結構似たんじゃないかなと自信があります。

 

古屋

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何といってもキャッチャー能力Bがデカい。能力が育ち切っていない栄冠ナインにおいて、投手能力を引き出しやすい(具体的にはステータスにバフがかかる)のは序盤から甲子園を目指すにあたってかなり助かる。

 

関ちゃん

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関ちゃんは転生プロの日ハム万波選手を改造しました。☆数値的には村山さんの次に強いので、本来ならば古屋にすべきなんですが、後程見せる性格のほうが「お調子者」だったのでこのような配置にしました。とにかくバカスカ打つことに期待!

 

中林

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見た目が一番似せれた気がする。中継ぎとして使えるよう気長に育てていきましょう。

 

中茎

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チャンスAを持つ可能性の男。ハイロー本編ではイマイチ活躍していた印象がないんですが、ここぞの場面で打ってほしいですね。

 

中園

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キャラメイクするにあたって、初めて三中トリオの顔をじっくり眺めたんですが、中茎と中園が本編にいた記憶が全然ないことに気づく。中林は美容師王子登場以降、ザワ0でしっかり存在感を放っていた分、他2人のことをちゃんと見てなかったなと反省・・・!

 

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以上6名を新入部員として迎えてやっていきます!

天才肌の村山さん、実は内気な古屋、お調子者の関ちゃん。役者は揃った!!!

 

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入学式。まだ体育館に廃バスが放置される前ですね。というか、この世界線では多分喧嘩よりも野球が流行ってるので、ムゲンも草野球チームだった可能性があります

 

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さて、こちらが栄冠ナインの基本画面。

画面上部がスケジュール、画面下部が進行アイコンになります。進行アイコンはランダムで発生し、各アイコンを選択することで、そのアイコンに応じた能力上昇結果が得られます。例えば、「投げ込み」なら投手の球速アップ、「素振り」なら野手能力がアップなどなど・・・

また、進行アイコンを選択すると左上にある数字分だけスケジュールが進み、その先のマスの色に応じてイベントが発生します。

つまりは、地道にポチポチ練習指示を出し、徐々に選手たちの能力を上げていくと、試合に勝てるようになる。思ってたよりもゲームが地味!

しかし!村山さんは後に鬼邪高伝統の100本ノックという荒行を耐え抜き、野球部統一を果たす漢!!ここでへこたれる程ヤワでは無いのだ。

 

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早速練習開始と行きたいところですが、まずやることとしてオーダーを変更し、使えない上級生をベンチに送り込んで1年生を即スタメン入りさせます。3年生への“挨拶”は鬼邪高の文化

というのも、現実的に甲子園を狙えるのは今の1年生が3年生になるまで育ってからなので、試合経験を多く積ませる為にも腑抜けの3年生はさっさと引退してもらいます。

2年生に関しては1年間使わざるを得ないので、ポジションが足りない分は残し、あとは代打や中継ぎで使えたら使う方針で行きます。

 

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こちらは部室でくつろぐ様子。

 

【5月】

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月初めには選手1人1人に練習指示を出すことが出来ます。この指示を出すことで、上げたい能力を進行アイコンの結果で上げやすくなります。指示内容次第では、満遍なく能力値を上げることも出来れば、コントロール・スタミナはゴミでも球速170オーバーの大魔神を育成することも出来る。

5月はとりあえず各々のウィークポイントを補い、能力値Gを消すことを目指してやっていきます。

 

練習開始!!

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スケジュールコマ上にいる人々は高校のOB・OGの皆さんで、いわゆるお助けキャラです。皆さん真面目に就職して働いていますが、中には「ならずもの*4」になる者も存在し、九龍スカウト路線もあったりする。どちらかというと牙斗螺か?

なお、5~6月はこれと言って試合も無く、ひたすら練習するだけです。皆さんも部活後にコンビニでガリガリ君を買い食いする古屋と関ちゃんを幻視していきましょう。

 

【6月】

6月!雨のシーズン!

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天気が悪いと練習の効率が下がるシステムらしいので、今月はチーム全体の弾道*5を上げることだけに集中します。

 

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練習中にプロのスカウト(DOUBTではない)が見学に来たので、中園君をオススメしておきました。目が似てるよね。

 

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後は本屋さんが来て、特殊能力を覚えれるスーパー本を貰ったり・・・

 

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アッ!あれは・・・別世界線の村山さん!!?!

そう、彼は私が初見プレイ時に作成した村山さんであり、伝説の投手山本昌を改造した鳴り物入りのスーパールーキーだったのだが・・・まさかの公式デビュー戦で7回7失点という大炎上を起こしてしまったのであった・・・

 

 その後もめげずに練習した結果、ドラフト7巡目で広島カープに指名され、めでたくプロ野球選手に!その時のデータが卒業生として残っていたため、現・村山さんのもとに現れたわけです。ちなみに、古屋も中日ドラゴンズに入団した

OB選手はゲーム的には、選手1人の赤特性を消してくれる超有能キャラ。今回は関ちゃんの三振を消してもらいました。む、村山さぁ~~~ん!!

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【7月】

ついに来た!夏の県大会です。この試合で負けると現3年生は引退。正直勝てる見込みはかなり低いですが、現1年生の実力を図る意味でも全力でやっていきましょう。

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試合ごとに注目選手を指定出来、その選手の打席中心に指示を出せるようになるんですが、今回は関ちゃんを選択。果たして鬼邪高No.1スラッガーの火は吹くのか・・・

 

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選手オーダーはこの通り。相手の投手が変化球お化けなのが懸念事項か。

しかし!やるしかねぇ!

うおおおおおおおおおおおおおおおお行くぞテメェら!!!!

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(パァーーーーパッパッパァーーーーーーアアァーーーーオッ!!!!!!)

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試合の画面はこんな感じ。攻撃時は選手の能力に合わせて打撃指示を、守備時は投手に球種の指示を送り、その後は祈る!手塩にかけた選手たちを信じるのみです。

今見返すと何故かユニフォーム設定が反映されてませんね・・・

 

さて、試合のほうは両者拮抗し点が入らないまま3回が経過・・・

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ところが、ここで鬼邪高初の失点を許してしまう!ヒット2本で1点取られたということは、長打が連荘しちゃったのかな。一方、鬼邪高はヒット1本に抑えられ、打撃力の低さが早くも露呈!

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しかし、ここで関ちゃんが気炎を吐き、ノーアウトからのツーベースヒット!!!続けて中茎の犠牲フライにより塁を進めるも、その後ヒットが続かず3アウト・・・

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4回に相手がソロホームランを放ち、点差が広がって迎えた5回。村山さんの力投むなしくも、このシーンの後普通に打たれ、点差が3に。そして・・・

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お前と俺の・・・何が違ぇんだよォ!!

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最終スコアを見るに、得点力の低さが今後の大きな課題として、どうにかしていかなきゃなぁというところ。古屋・関ちゃんよりも何故か中茎のほうが打ってるのはちょっと面白い。しっかりせい!

村山さんは自責点はHR1本のみだけど、奪三振が少ないということは、打たせて捕る野球がちょっと形になっている気がする。守備力は現時点でそこそこ通用することが分かりましたね。

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試合が終わると、全員何かしらの能力と信頼度が上がります。だから早めに試合に出す必要があったんですね。

さて、これで3年生が引退し、次の公式戦に向けてじっくり育てていく段階に入ります。新キャプテンを2年生のモブから指名し、心機一転やっていきましょう。

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果たして鬼邪高はSWORDを統一し、甲子園の頂に立てるのか・・・!?

 

やられっぱなしじゃあなァ!ケジメつけようじゃないか!!!!!

 

続く!!!

 

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おまけ。はしゃぐ村山さん。ドラマではクール気取ってましたが、裏では超ノリノリですよ。

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*1:実況パワフルプロ野球とは・・・デフォルメされたキャラやプロ野球選手が野球をする人気シリーズ。2019年版のデータでやっています。

*2:栄冠ナインとは・・・弱小高校野球部の監督になって球児を育成し、名門野球部を作り上げるモード。

*3:伝説のノベマス

*4:出会うと進行アイコンを全て入れ替える実は有能キャラ

*5:バッティング時、球がどれだけ高く上がりやすいかを示すステータス

2019年ベストムービー10

こんにちは。のヴぁです。

月1回くらいブログ更新していたつもりだったんですが、なんと約1年ぶりの記事になってしまった。時が経つのが早すぎる。

ついでに、去年の秋くらいからPCの挙動がおかしくなってしまい、タイプした文字が画面に反映されるまで3分くらいかかると云う、能か!!!??とツッコミたくなる程のスローな動きをし出したのも一因です。

そんなこんなで今日!遂に新PCが届いたので、とりあえず2019年のベストムービーをまとめます。まだ1月だしギリセーフ!!

 

ワイルド・スピード/スーパーコンボ

年に1本、ジェイソン・ステイサムの新作が全世界で公開されるという空前のステイサム・バブルが巻き起こっている昨今、今年はワイルド・スピードシリーズのスピンオフということもあり、車!スーツ!人間破壊!のステイサム三拍子がしっかり揃った良い映画だったと思います。

W主演にドウェイン・ジョンソン、悪役にイドリス・エルバを迎え、画面狭しと坊主連中が人をちぎっては投げ、ちぎっては投げを繰り返す様は、スタイリッシュさを増す近年のアクション映画のトレンドからはかけ離れているものの、あえてオールドスクールを貫き通したという点では超偉いので10位です。

ただ、終盤のサモア漢祭りは一体何だったのか、今でも理解できていないところはある。次回作も楽しみ。

 

⑨アクアマン

鑑賞したのが2019年の2月ということで、詳しいことはもうあんまり覚えていないんですが…爆破シーン挿入によるスピーディーな脚本展開を生み出したのは偉業!ゴキゲンなテンポにゴージャスな絵面が続くことで、DCのジメ~とした雰囲気を吹き飛ばした快作ですよ。海中大決戦はモンスター映画としても最高!

そしてなにより!ドルフ・ラングレンが久々に大作でそこそこ良い役を貰っていることに感動!!さっきからエクスペンダブルズメンバーのことが好きすぎるな?

 

⑧プロメア

宇宙一面白いアニメ「キルラキル」を生み出したTRIGGER×中島かずきの新作!!!

TRIGGERらしいお約束演出も盛りだくさんで非常にアツい映画でしたが、今作はさらに音楽が本当に良かった!Infernoが流れるシーンでこれ以上ないくらいのカタルシスを感じた。

俳優陣の演技も良かったし、本能寺生徒会四天王のキャストが全員出演していたのも嬉しかったね。ルチアchangが好きです。

 

⑦天気の子

cr.hatenablog.com

アールグレイさんのこの感想に尽きますよね。

かつてPSPで移植版ギャルゲーをこそこそやっていた頃を思い出して、物凄く懐かしい気持ちになりました。グランドエスケープが流れる一連のシーンは2010年代アニメベストシーンの1つ!!

原付2ケツに異常な拘りを見せる新海監督…良いね!

 

スパイダーマン︰スパイダーバース

 ビビットな映像で描くこれまでに観たことの無い新時代のアニメーションという点に注目されがちですが、個人的にはマイルズの等身大なヒーローとしての成長譚に心を打たれました。周りの経験者たちが厳しい面を見せつつも、彼のことを支える姿はシンプルにカッコよかったですね、特にメイおばさん!!

みんな大好きペニー・パーカーちゃんだったり、サプライズ登場のDr.オクトパスだったりと、素敵なキャラクターがたくさん登場したのも楽しさに拍車をかけていましたね。次回作にはレオパルドンが登場するというオタクの妄想みたいな噂がまことしやかにささやかれていますが、果たして…

 

⑤イップマン外伝 マスターZ

 マックス・チャンの異次元カンフーVSデイブ・バウディスタに加え、ミシェル・ヨートニー・ジャーも参戦!!近代アクションの超豪華幕の内弁当の様相を呈した本作は、ベスト・バウトが連発する満足感たっぷりの傑作でした。封印した詠春拳を解放してからの名乗り、人生で一度は真似したい。

 東京は新宿にある武蔵野館という映画館に観に行ったんですが、劇場横に木人を設置するという気合の入りよう!

同じくテンション上がっちゃったのか 、野生のカンフーマスターが次々と木人で組み手を始め、上映待ちの劇場にあの乾いた木の音が響くという不思議な体験をしました。

 

④ジョーカー

アクアマンやワンダーウーマンのようなイケイケ路線のDCも良いし、陰鬱さの極みのような本作も作れるのはDCの強みですよね。問題はその財産をうまく使いこなせるかという点ですが…(ステッペン太郎の話はやめよう!

作品自体の激重テーマと、“躁”的なポップさを共存させたホアキン・フェニックスの本能的とも言える身のこなしが凄かったですね。吹っ切れてからの、笑っているようで笑っていない表情の作り方が素晴らしい…!

また、電車の駅で組み敷かれた刑事にホアキンが見せた煽りステップが好きすぎて、たまに風呂で練習したりするんですが、こないだ遂に足を滑らせて膝をしこたまぶつけました。痛てぇっす。

 

ジョン・ウィック︰パラべラム

 拡大するコンチネンタル・ユニバースに、盛りに盛られていくジョン・ウィック伝説がいよいよ大変なことになってきた今シリーズ、犬に馬も参加しての殺人祭りで新たなアクション映画の金字塔を打ち立てた!!

手の付けられないジョン・ウィックをどうにかする為送り込まれたアホみたいに硬い特殊部隊にブチ切れて1回控室に戻るシーン、かつてのガンアクション映画でこんな合理的判断をする映画があっただろうか。その後更にアホみたいな貫通弾も都合よく出てくるのもどうかしている…!

 

②HiGH&LOW THE WORST

ハイローは日本の宝。

高橋ヒロシ御大が参加したことで、往年の不良モノを押さえつつ、ハイローの持ち味である異常なほどのドライブ感が見事なまでに合致し、ザム2と同等もしくはそれ以上の大傑作が爆誕した!!!!!

全日VS鳳仙のカメラワークは本当に凄くて、無駄な瞬間が1秒たりとも無く、常にあ!アイツがアイツと戦っているぞ!って分かる構成の上手さよ。続く団地攻城戦も、最大のライバルが仲間として駆けつける、普通続編でやるだろ!!という演出を出し惜しみせずやってくれるのがハイローの凄いところ。拮抗した戦いを打開したのが、まさかの脚立!!!なのもグッとくるポイント。

それにしてもベスト2~4の映画が全て10/4に公開されたってのも凄い話ですよね。加減しろバカ!!

 

アベンジャーズ/エンドゲーム

 何というか…映画なのか?いや映画なんですけど、それ以上のとんでもない体験をしましたね。予告で取り沙汰されていたアイアンマン漂流問題を早々に解決し、サノスもぶっ倒してしまい、え?もう終わり???という困惑する我々を待ち受けていたのは、過去10年に渡って続いてきたシリーズの総復習!!MCUでしか出来ない反則技に度肝を抜かれていると、今までゲスト出演してきた名優たちの新カットが!!わずかな出演時間でありながらも、皆本作に一花添えようと駆けつけてくれたことを思うと涙ぐんでしまう。

最終決戦はもう、ファルコンの声が聞こえた瞬間から涙腺がブチ壊れて、ハチャメチャに泣いてしまった。この先100回観て100回泣くと思います。後は、今作でキャプテン・アメリカの事が一番好きになりました。増援が来る前にBIG3で立ち向かうもサノスにコテンパンにされ、仲間は倒れ、武器もなく、ボロボロになりながらも最後まで立ち続けたのは、神でも全身ナノマシンでもなく、常人よりちょっと頑丈な人間というだけのキャップだったという演出にやられた…!ヒーローは能力・強さではなく、その心持ちだ、というMCUが繰り返し描いてきたテーマの真骨頂があのシーンだったと思います。

 

 

以上、ベスト10でした。他にも「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」「神と共に」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」「バンブルビー「トリプル・スレット」といった名作が多く公開された年でしたね。

2020年も良い感じにやっていきます。

 

 

ペナン 飯 画像 無修正

なんやかんやあってマレーシアはペナン島に行く事になったのでその記録です。

 

ペナン島と言えば、かつてモバゲー全盛期の頃、アホの学生だった自分と友達でどちらがギリギリエロい画像をスレ?に貼れるか競争して、結局自分が先に運営からペナルティを喰らって負けたという出来事があったんですが、そのペナルティを喰らうことをモバゲー民の中で「ペナン島流し」と呼んでいた、という前知識しか持ち合わせていなかった訳ですが実際行ってみるとめちゃくちゃ良い場所でしたね。

東南アジアは程よく力が抜けた空気感で気楽に過ごせるし、そこら辺にイコ・ウワイスやプラバースに似たオッサンが歩いてたりしててテンションが上がる。

MEG ザ・モンスター」では引退したステイサムがタイでゆるゆる生活を送る一幕もあったように、人は皆東南アジアに流れる着くようになっているに違いない。最近は宇宙船も墜落してきたし。

 

日中は特に面白い事してなかったので、基本食事だけです。飯テロを喰らえ!

 

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Fried noodle+チャーシュー&ワンタン。麺の種類は色々選べる。

 

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インド街のカフェ的な屋台。ペナン島はマレー人、華僑、インド系の3民族が入り乱れて暮らしていて、チャイナタウンの隣にインド街があったりする。

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ココナッツジュース。美味。

 

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ヤモリ。

 

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細麺の焼きそば的な。

 

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カップ麺。1個2RM(リンギット)=約60円。物価がスーパー安い。

 

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具無し。辛い。まぁまぁ。トランスフォームするフォークは日本でも導入して欲しい。

 

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BTSvsMINECRAFTという謎ドリームマッチ。

 

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朝飯のナシゴレン。この国のコーヒーや紅茶は基本めちゃ甘い。

 

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インド系のフードコートで昼飯。ビュッフェ形式で一皿に好きなだけ乗せれて5RM。どれもこれもカレー風味で辛い。ピンクっぽいヤツは牛の胃袋らしい、俺は好き。

 

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にゃー。

 

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うきー。

 

 

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ムツゴロウさんの親戚。

 

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デカいトカゲ。

 

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Rotiの超B級屋台バージョン。日本ではチャパティーって言うらしい。真ん中の盛り上がってる部分にソーセージが入ってる、つまりメタファー。

 

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焼きそば。

 

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フィッシュカレー。この中だと黄色のキャベツサラダが一番辛い。 

 

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 マトン・ビリヤニ。インド料理を食いまくってるのは、旧正月で中華系の店が全部閉まっているからです。

 

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タンドリーチキン(上)+ナマズのロースト(左)+シーフードカレー。今回食べた中で一番美味かった!ナマズは身がしっかりしていて、皮がプルプルで最高。川魚っぽい臭みも無い。日本でも食いてぇ。

 

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良い面構えだ。

 

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こんな感じで売られている。ハエがたかり始めると、おばさんが神主が持ってる白いヒラヒラみたいな棒を振って追い払う。

 

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ごろにゃー。

 

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リアル牛歩戦術

 

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リアル道草を食う。

 

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Rotiのオムレツバージョン。

 

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ライオンダンス。

 

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ビーフンとハッシュドブラウン。このミルクティーが予想の100倍くらい甘くてビビる。

 

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魚のつみれラーメン。空港だけあって高い。

 

 

マレーシア、物価安いし、飯も美味いし、日本人だからって変に見られなくて過ごしやすくて良い国だった。

日中の気温が平均30くらいあって、ほぼ日本の夏と同じなのも極端に暑くなくて良いね。

以上です。

 

 

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伝説のインド映画『ロボット』の続編!?公開されていたのか・・・

日本上陸に備えろ!!!

2018年ベストムービー10+色々振り返り

 

今年は新作映画がとにかく豊作で、毎月ホントに楽しませてもらいました。

そんな中から、例の如く年間ベスト10を選出したので早速見ていきましょう

 

 

孤狼の血

普段は洋画メインだけど予告を観てビビっと来た自分の感性を信じて観に行って良かった!

観に行くちょっと前に『県警対組織暴力』と『新しき世界』を観てたおかげで、日韓両者のエッセンスに気付けてめちゃ楽しめた。

何より役所広司のブチ切れ芸はサイコー、脇を固める俳優陣もとにかく渋くて良かった。太鼓をBGMにぬらりと迫る江口洋介の件は今年のベストトイレシーン。

ラストカットはそれこそまんま『新しき世界』だったけど、あれが正解なんだよな。

 

シェイプ・オブ・ウォーター

世界一信用できるオタク、デルトロ監督の思いがひしひしと伝わってくる名作でした。アカデミー賞受賞おめでとうございます!

サリー・ホーキンスの控えめかと思いきやガンガン行く感じがツボ。鑑賞後にFUCK YOUの手話をGIFを何回も観ながら練習した人は自分だけじゃないはず。

 

名誉ある映画賞受賞作品繋がりで言うと万引き家族も良かったね。朝ドラで安藤サクラを見るたびに『家族』でそうめんを食べる時に着ていたスケスケの服の事を考えてしまう。なんだったんだアレは。

 

⑧ニンジャ・バットマン

あらゆる要素が天才の発想!!!!!完全に自分の為に作られた映画!!!

ダレ場が一切なく、徹頭徹尾“躁”のまま突っ切ったことはもっと称賛されるべき!!

あのややこしいバットマンの世界観を一周回って上手くまとめ上げ、各種ヴィランの魅力も描きつつ、好き放題やっていた、男の子の夢を叶えていた。

今思い返しても合体シーンはスタッフ全員がキマってたとしか思えない、合体合体合体合体・・・

 

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

今年最大の衝撃。観た後は若干体調崩した。

MCUが10年かけて紡いできた伝説の1つの終着点がこの作品という、マーベルの底の知れなさを改めて感じた。個々の作品がやっと繋がった!と喜ぶのもつかの間、こちらの感情をめちゃくちゃに破壊しにきたサノス許さねぇ!

個人的には、ラグナロクから続くマイティ・ソーがすげー良かったね。ヒーローは遅れてやってくる!!

 

⑥シャドー・オブ・ナイト

悪の波動に目覚めた琥珀さんことジョー・タスリムとイコ・ウワイスの壮絶なラストバトルは人間の限界を完全に超えていた・・・他にもハンマーガールVSレズアサシン2人組やマンションでの乱戦など、良カードが連発!

Netflix限定配信ということもあり残虐描写に一切のブレーキが無く、人体破壊オブザイヤーと言わざるを得ない。

やっぱ、モブが自分の脚をショットガンで撃たれて、飛び散った自分の血で滑って転ぶシーンがサイコーに狂ってて良かった。観た瞬間爆笑しちゃったもんね。

 

スカイライン-奪還-

イコ・ウワイス2作目!!マジでシラットがハリウッドの基本になりつつある・・・

前作のラストの勢いを更に増幅させ、テンションが天元突破した結果、中学生の妄想の具現化のような快作に仕上がってしまった!

まず、フランク・グリロが乗る宇宙船が不時着したのが東南アジアだったという設定からアツい。今後すべてのハリウッド映画は東南アジアに不時着してなんとなくヤヤン・ルヒアンを捕縛するべき。

最後のカメラ一周からのトリニティ・アタックの盛り上がりはアベンジャーズ一作目と同等!!次回作は遂に宇宙進出を果たすらしく、非常に楽しみ。

 

カメラを止めるな!

Twitterでも書いたけど、学生の時に学園祭委員をやってた身としては、今までやってきたこと全部が肯定されたような気がして、本当に嬉しかった。

まー世の中、学園祭や映画製作に限らず上の都合でひっくり返りまくるちゃぶ台や、意味不明なトラブルの連発の対処に追われ、やっと落ち着いたかと思えば同じことが再び始まるみたいな、どうしようも無い事ばかり。映画の中では、演出の妙もあって爆笑出来るシーンになってたが、本人にとってはたまったもんじゃないですよ

終盤、監督が決断を迫られて、「わっ・・・かりました!」って言うシーンは、かつて自分が同じような選択をせざるを得なかった時のことを思い出してやり切れない気持ちになったが、そこからの展開が本当に最高。やるしかねぇんだ!と半ばヤケクソのように突っ走り、人間ピラミッドという力技で全てをねじ伏せた瞬間、俺は泣いてしまった。過去の苦労が報われたように感じた。

・・・とまぁ、世間で絶賛されているのとはかなりズレた目線からの選出になってしまったが、自分にとって大事な映画になりました。

 

バーフバリ 王の凱旋

今年のベストに入れても良いのか?という気分になるが、今年の上半期のトレンドは確実にバーフバリであったし、まぁええやろ!

自分が観に行ったのはブームが多少落ち着いた4月だったにも関わらず、劇場は満員!

まさに映画の神様が降臨した超大作だった。

前作もそうだったが、今まで見た事もないスケールのデカさに圧倒され、頼れる男が獅子奮迅の大活躍する場面にアガらずにはいられない!!果たして、暴走する牛の大群の背中で男が仁王立ちする映画はこれまであったのだろうか!?

数々の常識破壊の描写に脳みそがガンガンに揺さぶられ、気が付いた時には王を称えていた・・・バーフバリ!バーフバリ!

 

MEG ザ・モンスター

今まであんまり書いてこなかったが、ジェイソン・ステイサムが好きなんですよ。好きって言ってもアレな意味じゃなくて、昔皆がスタローンやシュワルツェネッガーに夢中になったように、自分にとってのアクションスターはステイサムってことです。

ホントはブログ開設一発目はステイサムについて語る内容にしようと考えていたが、さすがにニッチ過ぎると思い直し、以下のような形になったワケだが・・・

zunzunzunova.hatenablog.com

 この記事も皆さんのおかげで多くの方まで届いたようで、本当にありがとうございます

もしこれがステイサムの出演作を細かく振り返るとかだったら、どうなっていただろうか・・・

しかし、今年の夏に尊敬している映画ライターのてらさわホークさんが、長年追い続けてきたシュワルツェネッガーについて実に熱く語ったシュワルツェネッガー主義』という本を出されているので、自分もその内ステイサムについて何かしら書けたらなぁという思いです。

シュワルツェネッガー主義

シュワルツェネッガー主義

 

 で、映画についてのコメントだが、俺達の期待に完璧以上の形で答えてくれたの一言に尽きる。

中国資本をバックに過去最高のスケールで描かれたステイサム単独主演作、サメや海上施設のCGは実写と比べても遜色ないレベルに仕上がっており、ステイサム抜きで考えても非常に完成度の高い映画になっていたはず。

だが、そこでステイサムが今まで以上に体を張りまくるからこそ、唯一無二の映画になった。

自らがエサとなりサメを釣るステイサム、ヒロインの代わりに何故か自分が脱ぐステイサム、一足先にアクアマンと化したステイサム・・・特に最後のステイサムカッターからの怒涛の展開は思わずスタンディングオベーションをしかけるくらいの迫力があった。

ステイサムとサメという単独ではA級には成り切れない要素が絡み合った結果、日本でも週間興業収入1位を獲得したエピソードも激熱で最高!

そしてなんと続編の製作が決定したということで、まさかのステイサム版東宝チャンピオンまつりユニバースが展開されるという異常事態に!!!!

単身モンスター・ユニバースに挑むステイサムの勇姿はこれからも見逃す手は無い!

 

①レディ・プレイヤー1

映画を観て泣くことはよくある事だが、本作は自分でもびっくりするくらいずっと涙が止まらなかった。

CMでも話題になったレースのシーンがあるんだが、そのスタート地点でデロリアンと金田バイクが並んでいるのを観た時からもうズビーズビビーって感じだった・・・

だって、記憶も曖昧な幼少期から親しんできた古今東西のエンターティメントが一堂に会して、所狭しとスクリーンの中で輝いているんだぞ?

バック・トゥ・ザ・フューチャー』は自分に映画の面白さを気づかせてくれたターニングポイントとなる作品だし、『シャイニング』は苦手なホラーだったけど頑張って観たし、伊福部サウンドと共に出てきたメカゴジラなんかは子供のころから大好きな怪獣だし・・・と1カットそれぞれが走馬灯のようにこれまでの人生を思い出させたのだった。

気が付けば、七人の侍』での菊千代が赤ん坊を抱きしめる時みたいに「こいつは俺だぁ!」と号泣してしまったのです。

自分はガンダムに関してはあまり触れてこなかったが、同じ日本をルーツに持つ森崎ウィンが「俺はガンダムで行く」と宣言したシーンは今年一番脳汁が出た

最後の終わり方は言われてるほど嫌いじゃないよ。

本作の感想だと、マシーナリーとも子さんが書いたこの記事が好きで何回も読み返しているので、併せて読みましょう。

barzam154.hatenablog.com

 

まとめ

  1. レディ・プレイヤー1
  2. MEG ザ・モンスター
  3.  バーフバリ 王の凱旋
  4. カメラを止めるな!
  5. スカイライン-奪還-
  6. シャドー・オブ・ナイト
  7. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  8. ニンジャ・バットマン
  9. シェイプ・オブ・ウォーター
  10. 孤狼の血

 

以上で選出した10作品以外にも光る名作がたくさんあったので、簡単に振り返り。

 

キングスマン ゴールデン・サークル』まさか大画面で手〇ンを拝むことになるとは思わなかった。

『戦狼/ウルフ・オブ・ウォー』ウー・ジン率いるおおかみさんチームによるリアル戦車道!どうかしていた。

マンハントチャン・ハンユーと福山雅治ふたりはプリキュア具合が最高!絶叫する國村さんも必見!

『悪女/AKUJO』車のボンネットに乗ってバスに突っ込むシーンがカッコよすぎる。一人称視点も良かった。

『ブラック・パンサー』韓国でのカーチェイスシーンがCOOL。実写のアンディ・サーキスもカッコイイね。

『アナイアレイション-絶滅領域-』こんなに不気味な映画そうそう無いですよ。One perfect shotの宝庫。

『パシフィックリム2』久々にトンデモ日本描写が拝めた。

ランペイジ 巨獣大乱闘』ワニがめちゃくちゃカッコよかった。

デッドプール2』相変わらず本編は真面目だったけど、エンドロールで全部持ってかれた。

万引き家族』これがリアルなんだよなーと。最後に出てきたマスコミのどうでもいい質問の件とか最高に皮肉。

ハン・ソロ』ソロとチューイが並んでミレニアム・ファルコンの操縦席に座ってニヤッとしたあの瞬間から、宇宙を股に掛ける伝説が始まったと考えると感慨深い。

ミッション:インポッシブル フォールアウト』ヘリコプターのシーン以降はずっとドン引きしてた。

オーシャンズ8』ケイト様のスタイリストは天才。

ザ・プレデター自分も死ぬときは中指立てて笑いながらエンジンに突っ込みたい。

アントマン&ワスプ』ウォルトン・ゴギンズは最高。

スカイスクレイパー』香港の治安が異常に悪くて笑ってしまった。

『DTC 湯けむり純情篇』紛れもなくハイローだった。立木さんが面白すぎる。

イコライザー2』ここでもペドロ・パスカルが酷い目にあってて可哀想。

『アポストル 復讐の掟』勢いはあったけど話自体は良く分からんかった・・・

『ファイティン!』決勝戦での思い出ボムは泣いた。

『ヴェノム』トム・ハーディの神がかった1人芝居。

ボヘミアン・ラプソディライブ・エイドの迫力にビビり、実際の映像との比較で二度ビビった。

『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』カメ止め同様、最後の吹っ切れ具合が刺さった。ベニチオ・デル・トロの死んだ目は今後参考にしていきたい。

『ファンタビと黒魔法云々』唐突に出てきた大賢人二コラ・フラメルが一番漢気を見せていたのが良かった。

 

他にもリバイバル上映で観た『ラ・ラ・ランド』『ゲット・アウト』『ブルース・ブラザーズ』、午前十時の映画祭で観た『七人の侍』『用心棒』『椿三四郎』なども。

 

ワースト?ってか観てうわぁ・・・ってなったのは『グレイテスト・ショーマン』。この時代にフリークスを題材にしておいて、あんなに無神経な映画が作られるとは・・・

 

 今年は久々に年間鑑賞作品が100本に到達。

来年もやっていきます。ありがとうございました。

 

 

 

ここからは映画以外の話で、今年はさっきも書いたけどこのブログを始めたことがかなり大きかったね。

本当に気が向いた時くらいしか更新してこなかったけど、それでも1日に少なくとも1人は見に来てくださってるっぽいし、世に出せるだけは出していきたい。

始めたきっかけは言わずもがな、まきちゃんさんのこの記事です。

note.mu

 確かにオタクの好き語り文はめっちゃ面白い、どんどん書いて欲しいし、自分も書いていきたい。

今はTwitterで好きを垂れ流す人の方が多いと思うが、それだと後から追っかけるのが手間なので、1つの文章にしてまとめてくれると助かる。自分も気を付けます。

 

 

ゲームは夏にドラクエ11を全クリして、その後はXCOM2をずっとやってた。

togetter.com

同じくリスペクトしているアロハ天狗さんの褒め褒め長文を読んで君もエイリアンをブチ殺そう!

後は、ニコニコ動画にあるCOMキチさんの結月司令シリーズも超面白いです。(こちらは前作XCOMが題材)

www.nicovideo.jp

XCOM2は無印とWotCのルーキーをとりあえずクリアしたところ。

コツさえ掴めばガンガン攻めれるけど、それでも不意打ち喰らったりして死ぬから油断も隙も無い。

WotCではキャラクタープールでステイサム、ドニー・イェン、スタローン、シュワルツェネッガー、ブル―ス・ウィリス、ミシェル・ロドリゲスを作って部隊組んでたんだけど、よりにもよってステイサムがトル―パーのクリティカル喰らって戦死してしまった・・・

勢力ヒーローだとテンプラーを一番使った。強すぎ。

 

 

アイマス関連では、11月10、11日にメットライフドームで開催されたデレマス6thライブに参戦

現地は3年前に行われた10thライブ以来、しかも同じ会場!

いやー、見に行けて本当に良かった。念願のRadio Happy!を生で聴けたのは一生の思い出。後は凸凹スピードスターもクッソ盛り上がった!

毎月恐ろしいペースで新コンテンツを配信し続けるアイマスシリーズの勢いにいつまで追いついて行けるか不安なところもあるが、楽曲だけはちゃんとチェックしていこう。

次はミリオンのライブも行きたいね。

 

音楽繋がりだと、マキシマム ザ ホルモンのダイスケはんがヘルニアを患ってしまい、活動休止に・・・と思いきや新曲が出た!!しかも漫画付き!なんなんだ!!!

この新曲の中の『拝啓VAP殿』が個人的には一番グッと来た。デスボ&シャウト縛りでだし惑星亮君語なる謎の言語で歌われているけど、最後の方のドライブ感にやられた。

 

 

後はフリースタイルダンジョン毎週観始めた。ラップバトル超面白い!あんなの常人には到底真似出来ない、言語と音楽のセンス両方を駆使した能力者バトルじゃん。

連動してHIP HOPも聴き始めた。自分の音楽の領域がどんどん開拓されているのを実感する(去年の後半はずっとLDH聴いてた)。バトルも楽曲でも呂布カルマがダントツで上手く感じる。言葉のウェイトに差があり過ぎる~!

 

 

Vtuber界隈もめちゃくちゃ盛り上がってたね。自分は電脳少女シロさんがきっかけで色々観始めて、下半期は月ノ美兎さん関連をずっとチェックしてた。委員長の守備範囲が完全に"俺ら"と一緒なので、一方的な親近感を抱いてしまう・・・オタク君の勘違いってヤツ・・・

同じにじさんじの剣持刀也さんが自身のラジオ「しゃぷらじ」で毎回ラップトークってコーナーでラップしてるんだけど、これが結構上手いし面白い。いつかVtuberラップバトル企画開催して欲しい。

にじさんじのライバー同士の絡みも良い。最近だとでびリオンがアツい。

かえみとは絶対一線超えてる。

 

 

後は釣りですね、全然釣果は上がってないけど。皆さんも釣り行きましょう、海見てるだけでも楽しいので。

zunzunzunova.hatenablog.com

 

 

以上、終わり!!

来年も宜しくお願いします。