ズンドコ手記

趣味に関するお気持ち表明をネットの海にドンブラコと放流しています

2018年ベストムービー10+色々振り返り

 

今年は新作映画がとにかく豊作で、毎月ホントに楽しませてもらいました。

そんな中から、例の如く年間ベスト10を選出したので早速見ていきましょう

 

 

孤狼の血

普段は洋画メインだけど予告を観てビビっと来た自分の感性を信じて観に行って良かった!

観に行くちょっと前に『県警対組織暴力』と『新しき世界』を観てたおかげで、日韓両者のエッセンスに気付けてめちゃ楽しめた。

何より役所広司のブチ切れ芸はサイコー、脇を固める俳優陣もとにかく渋くて良かった。太鼓をBGMにぬらりと迫る江口洋介の件は今年のベストトイレシーン。

ラストカットはそれこそまんま『新しき世界』だったけど、あれが正解なんだよな。

 

シェイプ・オブ・ウォーター

世界一信用できるオタク、デルトロ監督の思いがひしひしと伝わってくる名作でした。アカデミー賞受賞おめでとうございます!

サリー・ホーキンスの控えめかと思いきやガンガン行く感じがツボ。鑑賞後にFUCK YOUの手話をGIFを何回も観ながら練習した人は自分だけじゃないはず。

 

名誉ある映画賞受賞作品繋がりで言うと万引き家族も良かったね。朝ドラで安藤サクラを見るたびに『家族』でそうめんを食べる時に着ていたスケスケの服の事を考えてしまう。なんだったんだアレは。

 

⑧ニンジャ・バットマン

あらゆる要素が天才の発想!!!!!完全に自分の為に作られた映画!!!

ダレ場が一切なく、徹頭徹尾“躁”のまま突っ切ったことはもっと称賛されるべき!!

あのややこしいバットマンの世界観を一周回って上手くまとめ上げ、各種ヴィランの魅力も描きつつ、好き放題やっていた、男の子の夢を叶えていた。

今思い返しても合体シーンはスタッフ全員がキマってたとしか思えない、合体合体合体合体・・・

 

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

今年最大の衝撃。観た後は若干体調崩した。

MCUが10年かけて紡いできた伝説の1つの終着点がこの作品という、マーベルの底の知れなさを改めて感じた。個々の作品がやっと繋がった!と喜ぶのもつかの間、こちらの感情をめちゃくちゃに破壊しにきたサノス許さねぇ!

個人的には、ラグナロクから続くマイティ・ソーがすげー良かったね。ヒーローは遅れてやってくる!!

 

⑥シャドー・オブ・ナイト

悪の波動に目覚めた琥珀さんことジョー・タスリムとイコ・ウワイスの壮絶なラストバトルは人間の限界を完全に超えていた・・・他にもハンマーガールVSレズアサシン2人組やマンションでの乱戦など、良カードが連発!

Netflix限定配信ということもあり残虐描写に一切のブレーキが無く、人体破壊オブザイヤーと言わざるを得ない。

やっぱ、モブが自分の脚をショットガンで撃たれて、飛び散った自分の血で滑って転ぶシーンがサイコーに狂ってて良かった。観た瞬間爆笑しちゃったもんね。

 

スカイライン-奪還-

イコ・ウワイス2作目!!マジでシラットがハリウッドの基本になりつつある・・・

前作のラストの勢いを更に増幅させ、テンションが天元突破した結果、中学生の妄想の具現化のような快作に仕上がってしまった!

まず、フランク・グリロが乗る宇宙船が不時着したのが東南アジアだったという設定からアツい。今後すべてのハリウッド映画は東南アジアに不時着してなんとなくヤヤン・ルヒアンを捕縛するべき。

最後のカメラ一周からのトリニティ・アタックの盛り上がりはアベンジャーズ一作目と同等!!次回作は遂に宇宙進出を果たすらしく、非常に楽しみ。

 

カメラを止めるな!

Twitterでも書いたけど、学生の時に学園祭委員をやってた身としては、今までやってきたこと全部が肯定されたような気がして、本当に嬉しかった。

まー世の中、学園祭や映画製作に限らず上の都合でひっくり返りまくるちゃぶ台や、意味不明なトラブルの連発の対処に追われ、やっと落ち着いたかと思えば同じことが再び始まるみたいな、どうしようも無い事ばかり。映画の中では、演出の妙もあって爆笑出来るシーンになってたが、本人にとってはたまったもんじゃないですよ

終盤、監督が決断を迫られて、「わっ・・・かりました!」って言うシーンは、かつて自分が同じような選択をせざるを得なかった時のことを思い出してやり切れない気持ちになったが、そこからの展開が本当に最高。やるしかねぇんだ!と半ばヤケクソのように突っ走り、人間ピラミッドという力技で全てをねじ伏せた瞬間、俺は泣いてしまった。過去の苦労が報われたように感じた。

・・・とまぁ、世間で絶賛されているのとはかなりズレた目線からの選出になってしまったが、自分にとって大事な映画になりました。

 

バーフバリ 王の凱旋

今年のベストに入れても良いのか?という気分になるが、今年の上半期のトレンドは確実にバーフバリであったし、まぁええやろ!

自分が観に行ったのはブームが多少落ち着いた4月だったにも関わらず、劇場は満員!

まさに映画の神様が降臨した超大作だった。

前作もそうだったが、今まで見た事もないスケールのデカさに圧倒され、頼れる男が獅子奮迅の大活躍する場面にアガらずにはいられない!!果たして、暴走する牛の大群の背中で男が仁王立ちする映画はこれまであったのだろうか!?

数々の常識破壊の描写に脳みそがガンガンに揺さぶられ、気が付いた時には王を称えていた・・・バーフバリ!バーフバリ!

 

MEG ザ・モンスター

今まであんまり書いてこなかったが、ジェイソン・ステイサムが好きなんですよ。好きって言ってもアレな意味じゃなくて、昔皆がスタローンやシュワルツェネッガーに夢中になったように、自分にとってのアクションスターはステイサムってことです。

ホントはブログ開設一発目はステイサムについて語る内容にしようと考えていたが、さすがにニッチ過ぎると思い直し、以下のような形になったワケだが・・・

zunzunzunova.hatenablog.com

 この記事も皆さんのおかげで多くの方まで届いたようで、本当にありがとうございます

もしこれがステイサムの出演作を細かく振り返るとかだったら、どうなっていただろうか・・・

しかし、今年の夏に尊敬している映画ライターのてらさわホークさんが、長年追い続けてきたシュワルツェネッガーについて実に熱く語ったシュワルツェネッガー主義』という本を出されているので、自分もその内ステイサムについて何かしら書けたらなぁという思いです。

シュワルツェネッガー主義

シュワルツェネッガー主義

 

 で、映画についてのコメントだが、俺達の期待に完璧以上の形で答えてくれたの一言に尽きる。

中国資本をバックに過去最高のスケールで描かれたステイサム単独主演作、サメや海上施設のCGは実写と比べても遜色ないレベルに仕上がっており、ステイサム抜きで考えても非常に完成度の高い映画になっていたはず。

だが、そこでステイサムが今まで以上に体を張りまくるからこそ、唯一無二の映画になった。

自らがエサとなりサメを釣るステイサム、ヒロインの代わりに何故か自分が脱ぐステイサム、一足先にアクアマンと化したステイサム・・・特に最後のステイサムカッターからの怒涛の展開は思わずスタンディングオベーションをしかけるくらいの迫力があった。

ステイサムとサメという単独ではA級には成り切れない要素が絡み合った結果、日本でも週間興業収入1位を獲得したエピソードも激熱で最高!

そしてなんと続編の製作が決定したということで、まさかのステイサム版東宝チャンピオンまつりユニバースが展開されるという異常事態に!!!!

単身モンスター・ユニバースに挑むステイサムの勇姿はこれからも見逃す手は無い!

 

①レディ・プレイヤー1

映画を観て泣くことはよくある事だが、本作は自分でもびっくりするくらいずっと涙が止まらなかった。

CMでも話題になったレースのシーンがあるんだが、そのスタート地点でデロリアンと金田バイクが並んでいるのを観た時からもうズビーズビビーって感じだった・・・

だって、記憶も曖昧な幼少期から親しんできた古今東西のエンターティメントが一堂に会して、所狭しとスクリーンの中で輝いているんだぞ?

バック・トゥ・ザ・フューチャー』は自分に映画の面白さを気づかせてくれたターニングポイントとなる作品だし、『シャイニング』は苦手なホラーだったけど頑張って観たし、伊福部サウンドと共に出てきたメカゴジラなんかは子供のころから大好きな怪獣だし・・・と1カットそれぞれが走馬灯のようにこれまでの人生を思い出させたのだった。

気が付けば、七人の侍』での菊千代が赤ん坊を抱きしめる時みたいに「こいつは俺だぁ!」と号泣してしまったのです。

自分はガンダムに関してはあまり触れてこなかったが、同じ日本をルーツに持つ森崎ウィンが「俺はガンダムで行く」と宣言したシーンは今年一番脳汁が出た

最後の終わり方は言われてるほど嫌いじゃないよ。

本作の感想だと、マシーナリーとも子さんが書いたこの記事が好きで何回も読み返しているので、併せて読みましょう。

barzam154.hatenablog.com

 

まとめ

  1. レディ・プレイヤー1
  2. MEG ザ・モンスター
  3.  バーフバリ 王の凱旋
  4. カメラを止めるな!
  5. スカイライン-奪還-
  6. シャドー・オブ・ナイト
  7. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  8. ニンジャ・バットマン
  9. シェイプ・オブ・ウォーター
  10. 孤狼の血

 

以上で選出した10作品以外にも光る名作がたくさんあったので、簡単に振り返り。

 

キングスマン ゴールデン・サークル』まさか大画面で手〇ンを拝むことになるとは思わなかった。

『戦狼/ウルフ・オブ・ウォー』ウー・ジン率いるおおかみさんチームによるリアル戦車道!どうかしていた。

マンハントチャン・ハンユーと福山雅治ふたりはプリキュア具合が最高!絶叫する國村さんも必見!

『悪女/AKUJO』車のボンネットに乗ってバスに突っ込むシーンがカッコよすぎる。一人称視点も良かった。

『ブラック・パンサー』韓国でのカーチェイスシーンがCOOL。実写のアンディ・サーキスもカッコイイね。

『アナイアレイション-絶滅領域-』こんなに不気味な映画そうそう無いですよ。One perfect shotの宝庫。

『パシフィックリム2』久々にトンデモ日本描写が拝めた。

ランペイジ 巨獣大乱闘』ワニがめちゃくちゃカッコよかった。

デッドプール2』相変わらず本編は真面目だったけど、エンドロールで全部持ってかれた。

万引き家族』これがリアルなんだよなーと。最後に出てきたマスコミのどうでもいい質問の件とか最高に皮肉。

ハン・ソロ』ソロとチューイが並んでミレニアム・ファルコンの操縦席に座ってニヤッとしたあの瞬間から、宇宙を股に掛ける伝説が始まったと考えると感慨深い。

ミッション:インポッシブル フォールアウト』ヘリコプターのシーン以降はずっとドン引きしてた。

オーシャンズ8』ケイト様のスタイリストは天才。

ザ・プレデター自分も死ぬときは中指立てて笑いながらエンジンに突っ込みたい。

アントマン&ワスプ』ウォルトン・ゴギンズは最高。

スカイスクレイパー』香港の治安が異常に悪くて笑ってしまった。

『DTC 湯けむり純情篇』紛れもなくハイローだった。立木さんが面白すぎる。

イコライザー2』ここでもペドロ・パスカルが酷い目にあってて可哀想。

『アポストル 復讐の掟』勢いはあったけど話自体は良く分からんかった・・・

『ファイティン!』決勝戦での思い出ボムは泣いた。

『ヴェノム』トム・ハーディの神がかった1人芝居。

ボヘミアン・ラプソディライブ・エイドの迫力にビビり、実際の映像との比較で二度ビビった。

『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』カメ止め同様、最後の吹っ切れ具合が刺さった。ベニチオ・デル・トロの死んだ目は今後参考にしていきたい。

『ファンタビと黒魔法云々』唐突に出てきた大賢人二コラ・フラメルが一番漢気を見せていたのが良かった。

 

他にもリバイバル上映で観た『ラ・ラ・ランド』『ゲット・アウト』『ブルース・ブラザーズ』、午前十時の映画祭で観た『七人の侍』『用心棒』『椿三四郎』なども。

 

ワースト?ってか観てうわぁ・・・ってなったのは『グレイテスト・ショーマン』。この時代にフリークスを題材にしておいて、あんなに無神経な映画が作られるとは・・・

 

 今年は久々に年間鑑賞作品が100本に到達。

来年もやっていきます。ありがとうございました。

 

 

 

ここからは映画以外の話で、今年はさっきも書いたけどこのブログを始めたことがかなり大きかったね。

本当に気が向いた時くらいしか更新してこなかったけど、それでも1日に少なくとも1人は見に来てくださってるっぽいし、世に出せるだけは出していきたい。

始めたきっかけは言わずもがな、まきちゃんさんのこの記事です。

note.mu

 確かにオタクの好き語り文はめっちゃ面白い、どんどん書いて欲しいし、自分も書いていきたい。

今はTwitterで好きを垂れ流す人の方が多いと思うが、それだと後から追っかけるのが手間なので、1つの文章にしてまとめてくれると助かる。自分も気を付けます。

 

 

ゲームは夏にドラクエ11を全クリして、その後はXCOM2をずっとやってた。

togetter.com

同じくリスペクトしているアロハ天狗さんの褒め褒め長文を読んで君もエイリアンをブチ殺そう!

後は、ニコニコ動画にあるCOMキチさんの結月司令シリーズも超面白いです。(こちらは前作XCOMが題材)

www.nicovideo.jp

XCOM2は無印とWotCのルーキーをとりあえずクリアしたところ。

コツさえ掴めばガンガン攻めれるけど、それでも不意打ち喰らったりして死ぬから油断も隙も無い。

WotCではキャラクタープールでステイサム、ドニー・イェン、スタローン、シュワルツェネッガー、ブル―ス・ウィリス、ミシェル・ロドリゲスを作って部隊組んでたんだけど、よりにもよってステイサムがトル―パーのクリティカル喰らって戦死してしまった・・・

勢力ヒーローだとテンプラーを一番使った。強すぎ。

 

 

アイマス関連では、11月10、11日にメットライフドームで開催されたデレマス6thライブに参戦

現地は3年前に行われた10thライブ以来、しかも同じ会場!

いやー、見に行けて本当に良かった。念願のRadio Happy!を生で聴けたのは一生の思い出。後は凸凹スピードスターもクッソ盛り上がった!

毎月恐ろしいペースで新コンテンツを配信し続けるアイマスシリーズの勢いにいつまで追いついて行けるか不安なところもあるが、楽曲だけはちゃんとチェックしていこう。

次はミリオンのライブも行きたいね。

 

音楽繋がりだと、マキシマム ザ ホルモンのダイスケはんがヘルニアを患ってしまい、活動休止に・・・と思いきや新曲が出た!!しかも漫画付き!なんなんだ!!!

この新曲の中の『拝啓VAP殿』が個人的には一番グッと来た。デスボ&シャウト縛りでだし惑星亮君語なる謎の言語で歌われているけど、最後の方のドライブ感にやられた。

 

 

後はフリースタイルダンジョン毎週観始めた。ラップバトル超面白い!あんなの常人には到底真似出来ない、言語と音楽のセンス両方を駆使した能力者バトルじゃん。

連動してHIP HOPも聴き始めた。自分の音楽の領域がどんどん開拓されているのを実感する(去年の後半はずっとLDH聴いてた)。バトルも楽曲でも呂布カルマがダントツで上手く感じる。言葉のウェイトに差があり過ぎる~!

 

 

Vtuber界隈もめちゃくちゃ盛り上がってたね。自分は電脳少女シロさんがきっかけで色々観始めて、下半期は月ノ美兎さん関連をずっとチェックしてた。委員長の守備範囲が完全に"俺ら"と一緒なので、一方的な親近感を抱いてしまう・・・オタク君の勘違いってヤツ・・・

同じにじさんじの剣持刀也さんが自身のラジオ「しゃぷらじ」で毎回ラップトークってコーナーでラップしてるんだけど、これが結構上手いし面白い。いつかVtuberラップバトル企画開催して欲しい。

にじさんじのライバー同士の絡みも良い。最近だとでびリオンがアツい。

かえみとは絶対一線超えてる。

 

 

後は釣りですね、全然釣果は上がってないけど。皆さんも釣り行きましょう、海見てるだけでも楽しいので。

zunzunzunova.hatenablog.com

 

 

以上、終わり!!

来年も宜しくお願いします。