2019年ベストムービー10
こんにちは。のヴぁです。
月1回くらいブログ更新していたつもりだったんですが、なんと約1年ぶりの記事になってしまった。時が経つのが早すぎる。
ついでに、去年の秋くらいからPCの挙動がおかしくなってしまい、タイプした文字が画面に反映されるまで3分くらいかかると云う、能か!!!??とツッコミたくなる程のスローな動きをし出したのも一因です。
そんなこんなで今日!遂に新PCが届いたので、とりあえず2019年のベストムービーをまとめます。まだ1月だしギリセーフ!!
年に1本、ジェイソン・ステイサムの新作が全世界で公開されるという空前のステイサム・バブルが巻き起こっている昨今、今年はワイルド・スピードシリーズのスピンオフということもあり、車!スーツ!人間破壊!のステイサム三拍子がしっかり揃った良い映画だったと思います。
W主演にドウェイン・ジョンソン、悪役にイドリス・エルバを迎え、画面狭しと坊主連中が人をちぎっては投げ、ちぎっては投げを繰り返す様は、スタイリッシュさを増す近年のアクション映画のトレンドからはかけ離れているものの、あえてオールドスクールを貫き通したという点では超偉いので10位です。
ただ、終盤のサモア漢祭りは一体何だったのか、今でも理解できていないところはある。次回作も楽しみ。
⑨アクアマン
鑑賞したのが2019年の2月ということで、詳しいことはもうあんまり覚えていないんですが…爆破シーン挿入によるスピーディーな脚本展開を生み出したのは偉業!ゴキゲンなテンポにゴージャスな絵面が続くことで、DCのジメ~とした雰囲気を吹き飛ばした快作ですよ。海中大決戦はモンスター映画としても最高!
そしてなにより!ドルフ・ラングレンが久々に大作でそこそこ良い役を貰っていることに感動!!さっきからエクスペンダブルズメンバーのことが好きすぎるな?
⑧プロメア
宇宙一面白いアニメ「キルラキル」を生み出したTRIGGER×中島かずきの新作!!!
TRIGGERらしいお約束演出も盛りだくさんで非常にアツい映画でしたが、今作はさらに音楽が本当に良かった!Infernoが流れるシーンでこれ以上ないくらいのカタルシスを感じた。
俳優陣の演技も良かったし、本能寺生徒会四天王のキャストが全員出演していたのも嬉しかったね。ルチアchangが好きです。
⑦天気の子
アールグレイさんのこの感想に尽きますよね。
かつてPSPで移植版ギャルゲーをこそこそやっていた頃を思い出して、物凄く懐かしい気持ちになりました。グランドエスケープが流れる一連のシーンは2010年代アニメベストシーンの1つ!!
原付2ケツに異常な拘りを見せる新海監督…良いね!
⑥スパイダーマン︰スパイダーバース
ビビットな映像で描くこれまでに観たことの無い新時代のアニメーションという点に注目されがちですが、個人的にはマイルズの等身大なヒーローとしての成長譚に心を打たれました。周りの経験者たちが厳しい面を見せつつも、彼のことを支える姿はシンプルにカッコよかったですね、特にメイおばさん!!
みんな大好きペニー・パーカーちゃんだったり、サプライズ登場のDr.オクトパスだったりと、素敵なキャラクターがたくさん登場したのも楽しさに拍車をかけていましたね。次回作にはレオパルドンが登場するというオタクの妄想みたいな噂がまことしやかにささやかれていますが、果たして…
⑤イップマン外伝 マスターZ
マックス・チャンの異次元カンフーVSデイブ・バウディスタに加え、ミシェル・ヨーとトニー・ジャーも参戦!!近代アクションの超豪華幕の内弁当の様相を呈した本作は、ベスト・バウトが連発する満足感たっぷりの傑作でした。封印した詠春拳を解放してからの名乗り、人生で一度は真似したい。
東京は新宿にある武蔵野館という映画館に観に行ったんですが、劇場横に木人を設置するという気合の入りよう!
木人だ pic.twitter.com/OdasC7McyB
— のヴぁ (@zunzunzunova) 2019年3月13日
同じくテンション上がっちゃったのか 、野生のカンフーマスターが次々と木人で組み手を始め、上映待ちの劇場にあの乾いた木の音が響くという不思議な体験をしました。
④ジョーカー
アクアマンやワンダーウーマンのようなイケイケ路線のDCも良いし、陰鬱さの極みのような本作も作れるのはDCの強みですよね。問題はその財産をうまく使いこなせるかという点ですが…(ステッペン太郎の話はやめよう!)
作品自体の激重テーマと、“躁”的なポップさを共存させたホアキン・フェニックスの本能的とも言える身のこなしが凄かったですね。吹っ切れてからの、笑っているようで笑っていない表情の作り方が素晴らしい…!
また、電車の駅で組み敷かれた刑事にホアキンが見せた煽りステップが好きすぎて、たまに風呂で練習したりするんですが、こないだ遂に足を滑らせて膝をしこたまぶつけました。痛てぇっす。
③ジョン・ウィック︰パラべラム
拡大するコンチネンタル・ユニバースに、盛りに盛られていくジョン・ウィック伝説がいよいよ大変なことになってきた今シリーズ、犬に馬も参加しての殺人祭りで新たなアクション映画の金字塔を打ち立てた!!
手の付けられないジョン・ウィックをどうにかする為送り込まれたアホみたいに硬い特殊部隊にブチ切れて1回控室に戻るシーン、かつてのガンアクション映画でこんな合理的判断をする映画があっただろうか。その後更にアホみたいな貫通弾も都合よく出てくるのもどうかしている…!
②HiGH&LOW THE WORST
ハイローは日本の宝。
高橋ヒロシ御大が参加したことで、往年の不良モノを押さえつつ、ハイローの持ち味である異常なほどのドライブ感が見事なまでに合致し、ザム2と同等もしくはそれ以上の大傑作が爆誕した!!!!!
本当に凄い。あの大人数で1人も欠けること無く良さを最大限魅せたアクション設計マジで凄い。カメラワークもどうなってるんじゃ
— のヴぁ (@zunzunzunova) 2019年10月5日
全日VS鳳仙のカメラワークは本当に凄くて、無駄な瞬間が1秒たりとも無く、常にあ!アイツがアイツと戦っているぞ!って分かる構成の上手さよ。続く団地攻城戦も、最大のライバルが仲間として駆けつける、普通続編でやるだろ!!という演出を出し惜しみせずやってくれるのがハイローの凄いところ。拮抗した戦いを打開したのが、まさかの脚立!!!なのもグッとくるポイント。
ザ・レイド以来の団地アクション超超超傑作ですよ
— のヴぁ (@zunzunzunova) 2019年10月5日
それにしてもベスト2~4の映画が全て10/4に公開されたってのも凄い話ですよね。加減しろバカ!!
①アベンジャーズ/エンドゲーム
何というか…映画なのか?いや映画なんですけど、それ以上のとんでもない体験をしましたね。予告で取り沙汰されていたアイアンマン漂流問題を早々に解決し、サノスもぶっ倒してしまい、え?もう終わり???という困惑する我々を待ち受けていたのは、過去10年に渡って続いてきたシリーズの総復習!!MCUでしか出来ない反則技に度肝を抜かれていると、今までゲスト出演してきた名優たちの新カットが!!わずかな出演時間でありながらも、皆本作に一花添えようと駆けつけてくれたことを思うと涙ぐんでしまう。
最終決戦はもう、ファルコンの声が聞こえた瞬間から涙腺がブチ壊れて、ハチャメチャに泣いてしまった。この先100回観て100回泣くと思います。後は、今作でキャプテン・アメリカの事が一番好きになりました。増援が来る前にBIG3で立ち向かうもサノスにコテンパンにされ、仲間は倒れ、武器もなく、ボロボロになりながらも最後まで立ち続けたのは、神でも全身ナノマシンでもなく、常人よりちょっと頑丈な人間というだけのキャップだったという演出にやられた…!ヒーローは能力・強さではなく、その心持ちだ、というMCUが繰り返し描いてきたテーマの真骨頂があのシーンだったと思います。
以上、ベスト10でした。他にも「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」「神と共に」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」「バンブルビー」「トリプル・スレット」といった名作が多く公開された年でしたね。
2020年も良い感じにやっていきます。